| 三匹の侍 |
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| 06年10月03日 火曜日 曇り
丹波哲郎さんが亡くなったために、BSで追悼のためか40年以上前の話題作を放送した。 かつてフジテレビの人気時代劇であったが、映画もあったのだな。五社英雄監督ということで、興味を持ってテレビの前に座った。
モノクロのなかなか迫力ある画面と、晩年の丹波さんからは想像もできないような、はっきりとしたセリフが聞こえてきた。 小学生ながらテレビを見ていたので、丹波さんの柴左近、平幹二郎の桔梗、長門勇の桜京十郎のキャラはなんとなく覚えていた。 「ニヒル」という言葉が一般社会に膾炙されるようになったのは、この平幹二郎の役どころに負うところが大きいように記憶している。
さて作品だが、50年代初めの「七人の侍」から70年代初めの「木枯し紋次郎」に至るあいだの、社会派時代劇のあいだに位置するものであろう。 「木枯し紋次郎」もフジテレビの製作であった。 現在の愚民路線からは信じられないような社会派のドラマを作っていたのだ。 十五年ぐらい前の「雲切仁左衛門」がフジテレビの社会派時代劇の最後であろうか。 アウトローを扱った時代劇はこれを最後に現れず、今では 「暴れん坊将軍」「水戸黄門」といった体制の側というか権力をもった側の人間が主人公の時代劇しかない。 これも社会の保守化のあらわれなのだろうか。
この作品は、はっきり言って時代劇の殻をかぶった現代劇である。 ワタクシはサヨクの人間なので、こういった「社会派」と呼ばれるものが大好きである。 木枯らし紋次郎など笹沢佐保の原作をすべて読んだ。 中村敦夫氏が選挙に出たときは手伝いをしようと思ったほどである(別に支持する候補が出たので、そちらを手伝った)。
それにしても、40年のときを超え、十分に鑑賞に値する作品であった。というか、ワタクシにとっては最近は見るべき作品が見当たらずに困惑しているということだろうか。
話は変わるが、あすは良いお知らせをお送りすることができるかもしれません。
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10月3日(火)22:19 | トラックバック(0) | コメント(0) | ダイアリー 06年 | 管理
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